今ということに意味を感じる
ネタバレあり。
これだけ騒がれていながら
ようやく観てきた。
ちょっと、感じたことが重すぎて
考えちゃって眠れないから深夜更新。
世間で言われてる感想からは、
明るくて面白い恋愛の話っていう印象だったのに
ぜんっぜんそんなんじゃない。
個人の感想だけどね。
恋愛要素もしっかり楽しいんだけど、
彗星の墜落直後の描写がリアルすぎた。
どうしても311思い出す。
綺麗な彗星だったのが
何事もなければ感動的な現象で終わったものが
墜落して、大惨事になって。
フィクションだけど
昨日までの日常が簡単に失われるんだなと。
自分の身に起きたらと想像すると
怖くて眠れなくなるほどに
リアルに描写されていた。
当たり前が急になくなるって 、
最近じゃSMAPの解散もそうだし、
あと、母校の中学の桜の木がこないだ切られていた。
友達が家族を作っていって話が合わなくなることもそう。
なんともいえない寂しさが募る。
何か別のもので埋めることのできない寂しさ。
そこをクローズアップするのは、
映画の話の趣旨とすこしズレてるかもしれないけど
その描写にいちばん共感というか
共鳴したように思う。
他にも色々と感じたことはあるんだけど、
この映画観て、
しっかり生きないと
想いを伝えないと
人を大事にしないと
後悔しないようにしないと
って心底思いました。
めいっぱい咲く椿
年明けてから
今後の方向性に悩んでいて、
なんていうか、しんどいことから逃げたいって気持ちばかり強かったんだけど
逃げずに、やれるだけのこと精いっぱいやらないとなって。
去年の夏から公開されていながら
ようやく年明けのこの時期に観たことに
なんだか意味があるような気がしています。
感じたこと吐き出せて少し楽になった。
お正月休みで、昼夜逆転気味です。
おやすみ。